「毎日が同じことの繰り返しに感じる。新たな刺激がほしい」
「今までない学びを得て、スキルアップや、いい人間関係づくりに役立てたい」
「職場以外の友達がほしい」
そんな気持ちに応えられるよう、この勉強会では、いろいろな職種の方が参加されて交流を深めていただくとともに、日常に生かせる心理学を紹介します。
今回のテーマは
ブッダとアドラー心理学に学ぶ 「悪循環を引き起こす“認知のゆがみ”の改善法」
です。
アドラー心理学について解説されたベストセラー『嫌われる勇気』には、
「人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいます」と語られているように、
同じものを見ていたとしても、人はそれぞれ異なった認知をしている、といわれています。
それが正しい見方であれば問題はありませんが、
その認知にはしばしば“ゆがみ”が入ってしまい、事実と異なることを事実と思い込んで、私たちは苦しんでしまうのです。
人間関係でも仕事の評価においても、認知のゆがみがひどくなれば、落ち込みやすくなり、そこから立ち直れずに うつ病も引き起こしかねません。
反対に、正しい見方ができれば、必要以上に落ち込むことなく、立ち直りも早くなり、気を楽にして生きていくことができるのです。
ワークショップでは
・認知のゆがみと苦しみのメカニズム
・認知のゆがみを改善し、悪循環から抜け出す具体的な方法
についてお話しします。
またアドラー心理学と同時にお話しするのが、2600年前に説かれた仏教です。
仏教は2600年も前に説かれたものでありながら、現代の心理学研究にも矛盾しない、むしろ更に先を行っていると心理学者が驚くほど、人間の心について詳細に説かれています。
ワークショップでは、その仏教が教える認知のゆがみの改善法もあわせてご紹介します(仏教を学んだことがない、という方にもわかりやすくお話しします)。
◯すべての人は独自の見方をしている?
「私的論理(プライベート・ロジック)」について
◯仏教で説かれる認知論「一水四見(いっすいしけん)」
◯悪循環から抜け出せなく理由「統覚バイアス」とは?
◯誤った信念の5つの特徴
1.単純化
2.一般化
3.誇張
4.関係づけ
5.見落とし
◯誤った認知を改善する「ABC方式による認知」
◯誤った信念に反論するときの、3つの重要なポイント
◯仏教で説かれる重大な信念の誤り-「顛倒(てんどう)の妄念」とは?
アドラー心理学の本を読んではいたけど、具体的にイメージできていなかったので、今日の話を聞いて、具体的に理解することができました。
プレゼンの仕方がとても上手で、聞いていて全く飽きなかったです。
(20代・女性)
名前だけ知っていたアドラーについて、何を言っている人なのか知ることができました。
講師の語り口が穏やかで、聞いていてラクでした。
(30代・男性)
19:30 開始、自己紹介タイム(10分)
プレゼンターのからの話(40分)
フリートーク、休憩(20分)
プレゼンターのからの話(20分)
21:00 終了、終了後も希望者でフリートーク
1000円をお預かりしています。
南 雄一郎
2011年 金沢大学 工学部 卒業
大学時代に仏教を学び始め、17年。
現在はライターをしながら、仏教で説かれるブレない“人生の指針”を伝えることを目的に、心理学×仏教や自己啓発を切り口としたワークショップを開催。
ワークショップ累計回数は750回以上。
NPC法人HMC協会 認定心理カウンセラー(セルフ資格) 。