シャトルに人生を乗せて、あの頃の自分に会いに行く

✨100人祭り✨ もうすぐ 10/19(日) ☆東京バド☆
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最近、ふと昔使っていたバドミントンラケットが押し入れから出てきた。もう何年も握っていないのに、手に取った瞬間にあの頃の感覚が蘇ってくる。汗だくになって、必死にシャトルを追いかけていた、あの夏の体育館の匂いまで。 部活に打ち込んでいた学生時代。練習は厳しかったけれど、仲間と励まし合い、勝利を分かち合う喜びは格別だった。あの頃は、ただひたすら上手くなりたい、試合に勝ちたい、それだけを考えていた。一日中ラケットを振っていても飽きなかったし、練習が終わった後も、友達と「あのプレイどうだった?」なんて語り合ったものだ。 社会人になってからは、なかなかバドミントンをする時間が取れなくなってしまった。仕事に追われる日々の中で、ふと立ち止まって「あれ?俺、何のために働いてるんだっけ?」なんて思うことも。そんな時、このラケットが目に入ったんだ。 もし今、あの頃のように純粋にバドミントンに熱中できる時間があったら、どんな自分になれるんだろう。仕事のストレスも吹っ飛んで、もっとアクティブで、もっとポジティブになれるんじゃないか。そんなことを考えていたら、なんだかワクワクしてきた。 昔のように、ガットの張り方にもこだわって、自分だけの最高のラケットを探してみるのも面白そうだ。新しいウェアを着て、体育館の床に足跡をつける。そんな単純なことが、今の自分にはすごく新鮮に思える。もう一度、あの頃の自分に会いに行ってみようかな。シャトルに、あの頃の情熱を乗せて。