そのシャトル、本当に合ってる?番号がプレーを変える話
バドミントンをするとき、何気なく使っているシャトル。でも、シャトルの筒に「3番」とか「4番」って番号が書いてあるの、気にしたことあるかな。 あれは「スピード番号」といって、シャトルの飛びやすさを示す大事な指標なんだ。数字が小さいほど飛びにくく、大きいほどよく飛ぶ。実はこれ、季節や体育館の温度によって使い分けるのがセオリー。 なんでかっていうと、気温が関係してる。夏は空気が膨張して空気抵抗が減るからシャトルが飛びやすくなる。だから、飛びを抑えた遅めの番号(3番とか)を選ぶのが一般的。逆に冬は空気が収縮して抵抗が大きくなるから、飛びやすい速めの番号(4番とか)がちょうどいい。 自分の実力やラケットのせいだと思っていたけど、実は「季節に合ってないシャトル」が原因でアウトを連発してた、なんてこともよくある話。いつも同じシャトルを使っているなら、一度見直してみるといいかも。 たかがシャトル、されどシャトル。自分の行く体育館の環境に合った番号を見つけるだけで、驚くほどコントロールが安定するかもしれないよ。次の練習では、ちょっとだけシャトルの番号を意識してみて。