相棒との別れ、そして新しい出会い。ガットの話

超自由 もうすぐ 8/8(金) ☆東京バド☆
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試合の終盤、あと一点で勝てるっていう大事な場面。スマッシュを打った瞬間に響く、あの乾いた音。「パァン!」。ラケットを見ると、無残にも切れたガットが…。頭が真っ白になるあの感覚、バドミントンやってる人なら一度は経験あるんじゃないかな。 慌てて予備のラケットに持ち替えるけど、なんか違う。いつもの打球感じゃないし、コントロールも定まらない。結局そのポイントを落として、流れを持っていかれて負けてしまった。ガット一本でここまでプレーが変わるのかって、改めて思い知らされた瞬間だった。 落ち込みながらスポーツショップに行って、新しいガットを張ってもらうことに。でも、店員さんと相談しながら次のガットをどれにするか選んでる時間って、なんだかんだで結構ワクワクするんだよね。「今度はもう少し反発系にしてみようかな」とか「この色のガット、かっこいいな」とか。 ガットが切れるのは確かにショックだし、タイミングが悪いと本当にへこむ。でもそれは、新しいプレースタイルを見つけるチャンスでもあるのかもしれない。いわば、相棒との別れと新しい出会い。そう考えると、次の「パァン!」がちょっとだけ楽しみに…ならないか。いや、やっぱり試合中だけは勘弁してほしいな。