シャトル選び、意外と奥深い話

✨️100人祭り✨️ 今日 7/12(土)
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皆さん、こんにちは!バドミントンをプレーしている皆さんにとって、シャトルはなくてはならない存在ですよね。でも、普段、シャトルについて深く考えることって、あまりないかもしれません。実は、このシャトル選び、意外と奥が深くて、練習の質や、時にはお財布事情にも関わってくるんです。 まず、大きく分けてシャトルには2種類あるのをご存知ですか?一つは「ナイロンシャトル」、もう一つは「水鳥シャトル」です。 ナイロンシャトルは、その名の通りプラスチックなどのナイロン素材で作られています。最大の特徴は、その耐久性。かなり強く打っても羽根が折れにくいので、練習でたくさん打つ方や、初心者の方にはとても重宝します。価格も水鳥に比べて手頃なので、気軽に使えるのも魅力ですね。ただ、飛び方が少し直線的だったり、打感が水鳥とは異なるため、試合に近い感覚で練習したい時には物足りなさを感じるかもしれません。 対して、水鳥シャトルは、ガチョウやアヒルの羽根を加工して作られています。こちらは、ナイロンシャトルに比べて非常にデリケート。打つたびに羽根が折れてしまったり、すぐに飛行が安定しなくなったりしますが、なんと言ってもその打感と、繊細なコントロールが可能な点が魅力です。シャトルがふんわりと軌道を描いたり、急にストンと落ちたりと、水鳥ならではの予測不能な動きは、バドミントンの醍醐味。大会では基本的に水鳥シャトルが使われるので、試合を意識した練習では必須と言えるでしょう。 では、どちらを選ぶべきか?これは、あなたのバドミントンライフによって変わってきます。もし、仲間と楽しく体を動かすのがメインなら、ナイロンシャトルで十分。経済的で気兼ねなく打てます。でも、もっと上達したい、試合で勝ちたいと思っているなら、水鳥シャトルでの練習時間を増やすべきです。特にゲーム練習では、水鳥特有の飛び方に慣れておくことが重要になります。 シャトルは消耗品なので、出費がかさむこともありますよね。練習の内容によってナイロンと水鳥を使い分けるのも、賢い選択かもしれません。例えば、基礎打ちやスマッシュ練習など、シャトルをガンガン打つような練習にはナイロンを使い、後半のゲーム練習やノック練習は水鳥を使う、といった具合です。 たかがシャトル、されどシャトル。少し意識して選ぶだけで、あなたのバドミントンがもっと楽しく、もっと上達するきっかけになるかもしれませんよ。 それでは、また次のブログで!