ガットを制する者はバドミントンを制す?地味だけど奥深いガットの世界
みんなラケット選びにはこだわるけど、ガットって正直あんまり意識しない、なんて人いませんか?僕も昔はそうでした。でもね、実はこのガット、ラケットと同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上にプレーに影響を与える超重要パーツなんですよ。 ガットはシャトルを打つ唯一の接点。反発力やコントロール性、打球感はガットの種類や張り方(テンション)でガラッと変わります。例えるなら、車のタイヤみたいなもの。どんなに高性能な車でもタイヤがダメだと本来の性能を発揮できないのと一緒です。 ガットには細いものから太いもの、素材もいろいろ。細いガットはシャトルの食いつきが良くてコントロールしやすい反面切れやすい、太いと耐久性があって丈夫、みたいな特徴があります。そして、テンション(張りの強さ)もポイント。強く張るとシャトルを弾く力が上がって速い球が打てるけど、スイートスポットが狭くなってコントロールが難しくなります。逆に緩めると楽に飛ばせるけど、球速が出にくくなる傾向があります。自分のプレースタイルや体力に合わせて選ぶのが肝心です。 「ガットが切れるまで使ってるよ!」って人もいるかもしれません。でも、実はガットって使っているうちにテンションが緩んで、性能が落ちていくんです。切れてなくても、週に数回練習する人なら1〜3ヶ月に一度は張り替えるのが理想的。見た目は大丈夫でも、打ってみると「あれ?なんか飛ばないな」とか「打球感がボヤける」と感じたら、それは交換のサインかもしれません。 ガットを意識するようになると、自分のラケットがまるで別物のように感じられるはず。ショップで相談したり、いろんな種類のガットを試してみたりして、ぜひ自分にぴったりの一本を見つけてみてください。きっとバドミントンがもっと楽しくなりますよ!