バドミントン、地味練が実はアツい話

バドミントンって、試合ももちろん楽しいけど、個人的には練習時間がかなり好きなんです。もちろん、最初は「え、また基礎打ち？」とか「フットワークきっつ…」とか思うことも正直あります。でも、その“地味練”の中にこそ、バドミントンの醍醐味が隠されているんじゃないかって最近思うんですよね。 例えば基礎打ち。ただシャトルを打ち返すだけじゃなくて、一本一本のシャトルの軌道とか、ラケットに当たった時の感覚とか、音とか、意識を向けてみると奥深いんです。最初はただ返してたシャトルが、ちょっと意識を変えるだけで意図したところにビシッと決まるようになったりすると、「おお！」って小さくガッツポーズ。ああ、今、ラケットの面をこう使ったからこう飛んだのか、とか、発見があるのが面白い。 フットワーク練習もそう。最初はぎこちなくて、まるでロボットみたいだった動きが、練習を重ねるうちにスッとスムーズに動けるようになったりすると、自分の身体能力が上がっていくのを実感できてめちゃくちゃ嬉しい。息は上がるけど、なんだか体が軽くなるような感覚、あれが最高なんです。 そして、やっぱり仲間と練習するのも楽しいですよね。ひたすらラリーを続けて、目標回数クリアした時の達成感は、一人じゃ味わえないものがあります。ちょっとしたコツを教え合ったり、失敗しても笑い合ったり。そんなコミュニケーションの時間も、練習の貴重な一部です。 練習の終わりには、心地よい疲労感と、何とも言えない充実感が残ります。今日はこれだけ頑張った、少しは上達したかも、って思える瞬間があるから、また次も頑張ろうって思えるんです。試合に向けても、健康のためにも、練習はやっぱり大切。地味だなんて言わせない、練習の魅力にぜひ気づいてみてくださいね。