シャトル、奥深すぎ問題

初心者・初級者 沢山います^^ 【東京バド】
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バドミントンに欠かせないものといえば、ラケットとシャトル。今日はそのシャトル、実は奥が深いんだぞ!というお話をします。 練習や試合で当たり前のように使っているシャトルですが、大きく分けて「羽根シャトル」と「ナイロンシャトル」の2種類があるのはご存知でしょうか。 ナイロンシャトルは、その名の通り合成素材で作られていて、とにかく丈夫で長持ち。少々乱暴に扱ってもなかなか壊れないので、基礎打ちや初心者の練習にはもってこいです。価格も手頃なので、たくさん打つ練習には最適ですね。 一方、試合や本格的な練習で使われるのが「羽根シャトル」。こちらはガチョウやアヒルの本物の羽根で作られていて、打球感やコントロール性に優れています。シャトルが持つ独特の飛行軌道は、まさに羽根シャトルならではです。 ただ、羽根シャトルは非常にデリケート。乾燥していると羽根が折れやすく、湿気すぎても重くなって飛ばなくなってしまいます。さらに、シャトルには速度を表す「番号」が振られていて、数字が小さいほど速く飛びます。これはその日の気温や体育館の環境によって使い分けるんですよ。寒い冬は速いシャトルを、暑い夏は遅いシャトルを使うのが一般的です。 練習中に羽根が折れて「あーあ、また壊した」なんて経験、きっとありますよね。実は、羽根シャトルは一本一本が高価な消耗品。だからこそ、丁寧に扱うことが大切なんです。シャトルケースに入れて、適切な湿度を保つように保管するのも、長持ちさせる秘訣の一つ。 そう、たかがシャトル、されどシャトルなんです。たった一つでも、バドミントンをより深く楽しむための要素が詰まっています。次からシャトルを手に取るときは、ちょっとだけ意識してみてくださいね。