バドミントンのシャトル、奥深さと消耗品との付き合い方

バドミントンを始めると、まず驚くことの一つが「シャトルって意外と高い！」ということではないでしょうか。あれだけ勢いよく打ち込むものだから、すぐに羽根が折れて使えなくなってしまう。まさしくバドミントンの消耗品筆頭ですよね。 シャトルには大きく分けて、ナイロンシャトルと水鳥羽根のシャトルがあります。ナイロンシャトルは耐久性が高く、価格も手頃なので初心者の方やレクリエーションにぴったり。一方、大会や本格的な練習で使われるのは水鳥羽根のシャトルです。打球感やコントロール性能が格段に良く、あの独特の軌道を描くのは水鳥羽根ならでは。ただ、その分、少し当たっただけで羽根が折れたり、すぐにへたってしまうのが悩みどころです。 シャトルの寿命は、打つ人のレベルや打ち方、そしてシャトルそのものの品質によって大きく変わります。クリアーを強く打ち続ければすぐに羽根が折れてしまうし、スマッシュを多用すればあっという間にボロボロになります。特に冬場は乾燥しているため、羽根が折れやすい傾向にあります。 正直なところ、シャトルはけっこうな出費になりますよね。でも、良いシャトルを使うことで、より質の高い練習ができたり、ゲームの面白さも増します。例えば、水鳥羽根のシャトルで練習すれば、試合と同じ感覚で打てるので上達も早まります。 だからこそ、シャトルとは上手に付き合っていくことが大切です。練習の目的や参加者のレベルに合わせてシャトルを使い分けたり、少しでも長く使えるように気を遣ったり。バドミントンを長く、楽しく続けるためにも、シャトルへの理解を深めていきましょう。