第6回 活動報告

あおぞらの輪
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今回は、読書の輪を小グループに分けて行ったため、哲学の輪(円形の対話)に十分時間を割くことができた。対話のテーマは、「強い人に意見を言われたときの対処の仕方、もやもやの処理の仕方」というもの。悩み多き人間関係についての問いである。

社会に出れば、自分の正しさを押し付けてしまう人と出会うことが少なからずある。そして、社会人としてお金を稼ぐためには、そういう人との関わりはなかなか避けては通れない。私を含め参加者の皆さんも、似たようなケースでもやもやを抱えてこられた経験はあるようだ。

様々な観点からの解決策が提示された。正しさを押し付けてしまう人への捉え方を変えること、理解者を作り毅然とした態度を示すこと、他に居場所をもつことなど…。問題に対する見方自体を捉え直す機会にもなった。また、それでも自分の意見を伝えることは難しいよね…というような、悩みを抱える人への共感を示してくださる人もいた。

会が終わったあと、この問いを出してくれた方とお話をする機会があった。そこでは「みなさんに考えてもらって、とても嬉しかったです☺️仕事頑張れそうです!」と満面の笑顔で話してくれた。なかなか職場では打ち明けにくい悩みについて、多数の人に関わって考えてもらえること。「孤独ではない」ことがもつ力。

お互いの思いや考えを尊重できる関係においての、「みんなで話し合う」は、誰にとってもかけがえのない時間を生んでくれる。

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