イタリア外務・国際協力省広報文化外交局の企画による本展は、ボッチョーニ、デペーロ、ヨーディチェ、ピストレット、メルツ始めイタリアを代表するアーティストの60点以上の作品を通して、20世紀以降のイタリアの現代美術を概観します。
同省の本館である建物パラッツォ・デッラ・ファルネジーナ(Palazzo della Farnesina)から名をとったファルネジーナコレクションは1990年代末に当時の外務事務次官ウンベルト・ヴァッターニ氏の発案により始まり、今ではすぐれた現代美術作品を数多く有するようになりました。外交機関の企画としては世界でも唯一無二のもので、作品はイタリア各地で所蔵されており、同省建物内でも多く展示されています。