社会人で習わない、正しい目標の立て方
目標設定といえば多くの人が苦手意識を持つかもしれない。それは大体の人が達成できたことよりもできなかったことが多かったからだろう。
実際に「目標は高くしないと意味がない」ということで、現実的ではない目標を定められてやる気をなくしてしまうケースが後を絶たない。
会社や外部的なもので強制的に決められたものであれば、それに抵抗をすることは難しいかもしれないが、個人で目標を立てるということであれば、どんな目標を立てても自由だし、自分なりの成功体験を掴む練習をすることができるはずだ。
そこで今回は目標を決める時の大事な点についていくつか紹介していく。そこで成功パターンをぜひ身につけていってもらいたい。
目標は射程圏内でなければならない
まず大事なポイントの一つは目標は「射程圏内」であることだ。
つまり、これだったら達成できる!という程度のレベルにすることになる。
行動から逆算したときに、どう頑張っても無理な目標だと人間はやる気が出ないし、そもそも目標を決める理由は行動を変えることにある。それなのにやる気が出なくていつもと変わらないのであれば、そもそも目標を立てる意味がなくなる。
それなので自分自身が立てる目標は射程圏内にすることが大事だ。
達成できる目標は「最低ライン」である状態にすること
次に大事なことは、達成できる際は往々にして「これくらいだったら、まあ達成できるだろう」という結果に最終的には落ち着くということを理解することだ。
大体において、目標を達成できる状態として、全てが万事うまくいってギリギリ達成できるかな〜っていうものだと実際に達成できる可能性は低い。
ほとんどのケースは想定外のことが起きて、思ったよりも結果が出ないという中でギリギリ最低ラインは達成できた、、、っていうものになることが多いと思う。
ということを考えたときに、なるべく早めに仕掛けることが大事だし、もし時間的な猶予がないようだったら、「最低これだけは達成できる!というかしないとダメだ!」という結果になることを覚悟して取り組む必要がある。
たとえば9月までに5キロ痩せる!という目標を立てるとする。そのときに2キロは最低でも落ちるだろうっていう感じだった場合は、大体は3キロないしは2キロくらいの減量で着地する可能性が高い。
だから、達成できる状態を最低ラインにしておくことを考え方として持っておくといいだろう。
自分のことをよく知ること
ということが目標を定めるときのポイントになるが、これらの前提としてあるのは、「自分のことをよく知っている」ことだと思う。
結局、自分がどれだけ行けるのか?は自分のことを正しく理解してこそ、精度が決まるものだと思う。
それなので、今述べてきたことに加えて、ぜひとも自分のことをよく知る習慣をつけるといいのではないだろうか?