第3回「読書会」4.21開催レポート
4月21日(日)仙台市内の貸し会議室にて開催。
参加者は主催者を含めて7名!
(初参加の方が2名)
“自己紹介+近況報告”からスタート。3回目ともなると、すっかり顔見知りで、時折笑いも起こる和やかな雰囲気。
今回の課題本はヘミングウェイ『老人と海』。
皆さん持ってきてくれたのは新潮文庫!
参加者は主催者を含めて7名!
(初参加の方が2名)
“自己紹介+近況報告”からスタート。3回目ともなると、すっかり顔見知りで、時折笑いも起こる和やかな雰囲気。
今回の課題本はヘミングウェイ『老人と海』。
皆さん持ってきてくれたのは新潮文庫!
現行の通常版が一番多かったけど、最新版の限定カバーも!
一つ前の版、さらに前の…と同じ作品なのに、見た目バラバラなのがおもしろい。
「この表紙はネタバレしているから嫌だ」「これ老人?ヘミングウェイ?」など、それぞれの本を見比べて、表紙の印象や訳者による表現の違いについても話が及んだ。
一つ前の版、さらに前の…と同じ作品なのに、見た目バラバラなのがおもしろい。
「この表紙はネタバレしているから嫌だ」「これ老人?ヘミングウェイ?」など、それぞれの本を見比べて、表紙の印象や訳者による表現の違いについても話が及んだ。
さて、内容についての感想タイム。
一人ひとり心に残ったところや、引っかかった部分など順に話す。
作中で老人がたびたび見る「ライオンの夢」について、夢占いで調べてみた人がふたりもいたので、びっくり。ライオンについては、何を表しているのかいろいろな意見が出る。
そのほか、老人が小舟の上で自分の左手に向かって「手よ!」と何度も話しかける描写について。
違和感のある人や、老人の気持ちに共感する人など、どういう精神状態なんだろう?と、頭と心をフルに使って深掘りしていく。
さらに、「生き物を殺める罪」について、「少年は何歳だと思った?」などなど。
ほかにも「魚が食べたくなった」「ナウシカの世界を思い出した」などなど、人の数だけ感じ方があるんだなあと実感。
読書会の楽しみはこういうところに尽きる。
最後に、「今読んでいる本」を紹介して盛り上がった。自分ひとりではきっと手に取らなかっただろう本との出会い。この時間も、毎回とても楽しみ。
本好きな皆さんなので、オススメポイントに熱心に耳を傾け、メモをとっている様子が印象に残った。
次回は5月26日(日)。課題本は夏目漱石『坊っちゃん』。第1回で『こころ』を読んだので、漱石は2作目。今から待ち遠しい。
次回から定員を少し増やす予定。会場も広いところに移動する。
本好きな方が、この楽しすぎる会にたどりつけますように