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超自由 10/23(金) ☆東京バド☆

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ダブルスの「ごめん」を減らす、ペアとの声かけ入門

超自由 10/23(金) ☆東京バド☆
作成日:
「ごめん!」「いや、こっちこそ!」。ダブルスをしていると、こんなやり取りが何度も出てくる。相手を気遣う気持ちは大切だけど、謝ってばかりだと、だんだん一本ごとのミスが重たく感じられることもあるよね。かといって、急に元気な掛け声を増やせばいいわけでもない。ペアとの声かけは、盛り上げるためだけではなく、二人で迷わず動くための道具でもある。今回は、技術のアドバイスとは少し違う角度から、ダブルスで使う言葉を考えてみよう。

謝罪より先に、何が起きたかを共有する

二人の真ん中に落ちたシャトル。どちらもラケットを出しかけて、結局どちらも触れなかった。こんな場面で「ごめん」と言うのは自然なこと。でも、それだけで次のラリーに進むと、同じ場所でまた迷うかもしれない。
そこで役に立つのが、責任を決める言葉ではなく、状況を伝える言葉だ。「今、二人とも引いちゃったね」「真ん中、迷ったね」と、起きたことを短く確認する。どちらが悪いかを決めなくても、二人で同じ場面を見直せる。
そのうえで「次に同じ高さで来たら、自分が取るね」と一つだけ決める。もちろん、真ん中の球を誰が取るかは、位置や体勢によって変わる。全部を一言で固定するのではなく、直前の迷いを一つ減らすくらいで十分だ。謝るのを禁止する必要はないけれど、そのあとに次の動きにつながる言葉があると、気持ちを切り替えやすくなる。

プレー中の言葉は、短くて誤解しにくいものに

シャトルが飛んでいる最中に、長い説明はできない。「今のはそっちが前に出て、そのあと自分が……」と話しているうちに、ラリーは終わってしまう。プレー中は、一言で意味が通ることを優先したい。
ただし、短ければ何でもいいわけではない。「はい!」は、自分が取る意味にも、相手に任せる意味にも聞こえることがある。初めて組む相手なら、ゲーム前に使う言葉を少し合わせておこう。
・自分が打つ意思は「取る」と伝える
・相手に任せるときは「お願い」と伝える
・接触しそうなときは「危ない」と伝える
これは一例なので、普段使いやすい言葉で構わない。大事なのは、二人の意味をそろえること。相手が聞き取れる声量も必要だけど、大声で驚かせる必要はない。また、声を出したからといって無理にシャトルを追い続けず、接触の危険があれば安全を優先しよう。

励ますつもりの一言が、負担になることもある

ペアが続けてミスをすると、「気にしないで!」「次は絶対入る!」と励ましたくなる。でも、人によっては、何度も声をかけられることで、かえってミスを意識してしまうことがある。元気づける言葉にも、受け取りやすい量があるんだよね。
そんなときは、感情を変えようとするより、次の一本に戻れる言葉を選んでみよう。「一本ずついこう」「準備できたらいこう」くらいなら、無理に明るく振る舞うことを求めずに済む。すぐに声を返さない相手にも、返事を催促しなくていい。
反対に、うまくいった場面は具体的に伝えると分かりやすい。「ナイス」だけでもうれしいけれど、「今のカバー助かった」「よくつないでくれたね」と言えば、得点以外の貢献も伝えられる。強いショットを決めた人だけが褒められるより、二人でラリーを作っている感覚を持ちやすい。

アドバイスは、相手の希望を聞いてから

少し経験があると、ペアの動きで気になるところが見えることもある。ただ、気づいたことを全部伝えると、相手の頭の中がいっぱいになりやすい。サーブ、立ち位置、ラケットの高さと、一度に直す話が増えたら、何から考えればいいか分からなくなる。
まずは「位置のことで一つ相談していい?」と、話していいかを確認しよう。相手が求めているのは助言ではなく、まず数本打って慣れる時間かもしれない。特に交流を目的とした集まりでは、上達のための指導を常に望んでいるとは限らない。
伝えるなら、「もっと前にいて」だけで終わらせず、「自分が後ろで打つとき、少し前にいてもらえると助かる」と、自分との関係で説明すると相談になる。あわせて「こっちにしてほしいことはある?」と聞けば、一方通行にしないやり取りになる。試合中に話し込まず、細かい確認はゲーム後に回すのも大切だ。

目指すのは、にぎやかなペアより話せるペア

声を出すのが得意な人もいれば、静かに集中したい人もいる。だから、ずっと掛け声が続いていることだけを、よい連携の目印にしなくていい。必要なときに「取る」と言えて、迷ったときに相談できる。その話しやすさがあれば、言葉の数は少なくても困らない。
集まりを主催する側も、「もっと声を出そう」と一律に求めるより、ゲーム前に呼び名や簡単な合図を確認する時間をつくるといい。技術差があっても、互いの希望を聞ける入り口は用意できる。
次にダブルスをするときは、新しい掛け声をたくさん覚えなくて大丈夫。「ごめん」のあとに一つ確認するか、助かったプレーを一つ伝えてみよう。目指したいのは、ミスのたびに気を使い合う関係ではなく、必要な相談ができる関係。そのための一言なら、無理なく自分の言葉で始められるはずだ。