心がととのう
書いて親しむ『いろは歌』
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私たち日本人にとっておなじみの「いろは歌」には
とても素敵なメッセージが込められていることをご存じでしょうか。
いろは歌は、全ての仮名47文字の音を使って作られている歌で、
仮名を覚えるために古くから使われてきたものです。
通常、仮名文字をすべて1回ずつ使って、意味のある文章を作るのは大変難しいことですが、いろは歌は、ただ意味のある文章なのではなく、
芥川龍之介が、私たちの生活に必要な思想はいろは歌に尽きるというほど深い意味を持っています。
いろは歌がなぜそんなに深いのかというと、『涅槃経』に説かれるさとりの歌を和訳したものだからです。
そこに説かれているのは『諸行無常』のさとりの世界です。
四季めぐる日本は、庭先の花ひとつ見ても、移ろい変わりゆく無常を教えてくれます。
すべてのものは常に変化し、
たとえどんなに栄華を誇る強者でも、そのままの姿を長く留めることはできません。
わが身を含め常のない世の中で、変わらないものってあるのでしょうか。
諸行無常を説き、短くはかない人生を何のために、どこに向かって生きるのか。
そう考えさせる古典です。
前半は「いろは歌」の意味を学び、後半は古典の知識や思想を表現するために使われる「書道」の体験を通して、古典をより深く理解し、根底に流れる無常観・人生観をみつめます。
・日時 10月29日(日)10:00〜11:30
・会場 中央区文化センター 1102会議室
・参加費 1,000円
※可能な方は筆ペンをご持参ください。
(筆ペンは貸出用に数本用意しています)
<書道&古典解説>
講師:深田純慈先生
昭和46年生まれ。仏教講師であり、日本書道振興協会師範。
趣味は読書。2児の父でもあり子育てにも奮闘中。
<タイムスケジュール>
10:00〜 自己紹介
10:10〜 いろは歌講座
休憩
10:50〜 書道教室
11:10〜 感想シェア
書道教室では先生に字の添削をしてもらえます(^-^)/
美しさと技術の融合した芸術、
日本文化の粋である書道。
秋風の吹く頃、はかなき世にきらめく本当のしあわせを学びつつ、
書道で心をととのえる体験はいかがでしょう。
たくさんのご来場をお待ちしております!
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<主催サークル>
社会人サークル Bon Voyage
Bon Voyageではカフェ勉強会や、オンライン読書会・プチ講座などを開いています☆
「いつもの日常にちょっと学びをプラスしたい」
「周りに流されてしまうから「軸」がほしい」
「モヤモヤの解決のヒントがほしい」
など、普段の生活がより豊かになるポイントを心理学や哲学、
ブッダの智慧などから紹介しています。
どんな方でも悩みを話しやすく、あたたかい雰囲気づくりを心がけています。
きっと辛かった心を見ないようにしてガムシャラに生きてるはず
心の鎧をふわりと置けるような仲間たちの集まりです。
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こちらのLINE公式アカウントでイベントの日程を案内しています。
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※ビジネス、宗教勧誘の方はご遠慮願います。