2025年9月活動報告

夕暮秘密基地
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遅くなりましたが9月の活動報告です。
二日間活動を行いました。
9/21は読み合わせおよび作品の打ち合わせと脚本会を実施しました。
脚本会ではいくつかの単語から15分で各メンバー一本ずつ脚本を作成し、参加メンバーの中からキャストを指名して声で演じるということをやりました。
今回の単語は「メガネ」「ガチャガチャ」「差別」でした。
今回参加メンバーは6人!

私(サークル代表)は二本書きました

神様「じゃあやっていきましょうか。新しい動物の創造を!」 
A「回します。」 
A、ガチャガチャを回す。 
A「メガネと猿」 
動物が出来上がる。 
神様「メガネザル!いい個体ができた。」 
B、ガチャガチャを回す 
B「次行きます。メガネとフクロウ」 
神様「メガネフクロウ!いいビジュだ。」 
C、ガチャガチャを回す。 
C「メガネとヤマネ。」 
神様「メガネヤマネ。かわいいできだね。」 
D、ガチャガチャ回す。 
D「メガネと…」 
神様「ちょっとメガネ多すぎない?何個入れてんのよ。」 
A「多めに入れちゃったかもしれないっす。」 
神様「ちょっとちょっと気をつけてよ。またテキトーに作ってるっていわれちゃうじゃん。」 
B「没にしますか?」 
神様「もったいないから採用で。はい次。」 
D「メガネとオオコウモリ」 
神様「(ため息)」 
 

殺人鬼「ほかと差別化した殺し方を求めているのですが」 
コンサル「そうしましたらメガネでこう、締め付けて殺すのはどうでしょう。」 
殺人鬼「無理じゃない?滑稽すぎない?ちゃんと考えてくれます?お金払ってるんだから」 
コンサル「いやー、何個も提案しても全部ボツにするからさ。もう案ないよ。」 
殺人鬼「差別化しないと今の殺人鬼生き残れないんですって…。頼みの綱なんですよ。お願いします!」 
コンサル「そういわれてもな…。新しいものなんかないしな。あっガチャガチャで決めればいいんじゃないんですか」 
殺人鬼「それだ。」

メンバー作
①◯シーン1 どっかの配信者のTikTok動画 
配信者「人間努力で変えられる部分は変えるっていうのは常識だとして、今はもう努力だけじゃ変えられない部分も変えられる時代になったのね、これ、“不幸ガチャ”。このガチャガチャ、“短足”とか“ハゲ”とか、そういうアイテムが入ってるんだけど、同じのを10個集めるとそのコンプレックスを解消できるようにしてくれるんだって、激アツじゃない?」 
 
◯シーン2 テレビのナレーター 
ナレーター「世はまさに“不幸ガチャ”時代!!」 
 
◯シーン3 居酒屋 
主人公「俺、すっごい近視でこのクソダサ眼鏡をかけてたんだけど、もういらない。 
吃音も直った。あえいうえおあお。女にもモテるようになった。君もさあ、しなよ、自分を変える努力。モテないからどうこうじゃないの、モテるようにガチャしろよ?」 
 
◯シーン4 主人公にかかる電話 
姉「お母さんが脳梗塞で、、、そう、だから、早く帰ってきて、、、ねえ待ってあんた何かした?あの、、、発音、そんなに喋ってたっけ?ねえもしかして不幸ガチャしてんの?お母さんそれ知ってんの?ねえ??親不孝だと思わないの??」 
 
◯シーン5 主人公の部屋 
主人公(独り言)「俺の喋りは俺の自由じゃないか、なんで綺麗に発音しちゃいけないんだよ?喋れないほうが不幸じゃないか??」 
主人公、しばしじっと身を固めるが、やがて閉まっていた眼鏡をつけて、吃音の発声の練習をしだす。 
主人公「うぉかあすん…うぉかあすん…うぉかあすん…」

「ガチャガチャ」 
 
A「最近ガチャガチャブームなの知ってる?」 
B「え、そんなキてるの?」 
A「すごく盛り上がってるよ!」 
A「ガチャガチャ専門店あるくらいだけど知らないの?」 
B「専門店!?」 
B「ガチャガチャの!?」 
A「ショッピングモールとかにあるじゃん!」 
B「ああ、、、確かに見たことあるかも」 
A「でしょ?」 
A「これからやりに行かん??」 
B「ええ、でもさ、」 
A「なによ」 
B「ガチャガチャとかメガネかけたオタク達しかしないだろ」 
A「そんな差別聞いた事ねぇよ」

-ガチャガチャの森にて- 
A「なんかいいのないかな〜」 
B「お、これとかどう?」 
メガネのガチャを指差す 
A「お前かけろよ」 
ガチャを回す。普通のメガネBにかける 
A「おまw」「似合ってるw陰キャみたいでw」 
B「うるせ…俺も回す」 
次のガチャ グラサンが出るAにかける 
B「うわwチャラ〜ヤンキーやんw」 
A「だまれ、てめーに言われたくねぇ」 
A「他のラインナップなんやろ」 
ガチャの一覧をみる。色んなメガネが載っていて、星形のメガネも 
B「星形とかパーティ用かよw誰がつけんねん。ガキか宇宙人とか?」 
A「確かに、偏見や差別は良くないとは言うがwwwまぁ、まだ俺たちの出たやつがマシやわ」 
店を出て 
-外- 
星形のメガネをかけた人が沢山。 
なんかビルとかがおかしい 
A「なんか外の雰囲気おかしくね…」 
B「おい、周りの人見ろよ…みんな星形のメガネ付けてる」 
周りの星形メガネをかけた人たちが2人を一斉に見つめる。 
AB「何なんだよ…ここ」 

ある日メガネを拾った。 
ピンクの豹柄で水色のレンズ、奇抜なものだったけど 
家にある服に合いそうだったからここぞという時に使おうと持って帰った。 
そのメガネをかけてお気に入りの服と合わせて鏡を見ると自分の頭の上に数字が見える。 
A「52点か?」 
高いのか低いのかわからない。 
ドラゴンボールが好きな俺はすぐにこれはスカウターのようなものだと納得した。 
A「なるほど!これは人間の戦闘力がわかるんだ!」 
試しに1階の一番奥にいるじいちゃんをメガネ越しで見る。 
A「27点…ザッコ!!!」 
あのチビの弟は… 
A「は?65点?俺より高い……なぜ!なぜあんなチビなのに!!点数高いわけない!!!」 
むかついて外に出た、 
駅前ですれ違う人の戦闘力を図る。 
A「あのホームレス32点、不動産営業マン88点…、高い、、え?あの金持ちの犬みたいに細い女92点!?そんなに強いのか…?」 
?「ふふふ、数字が見えるなんて斬新だろう」 
野太い声に振り返るとそこには同じピンクの豹柄、水色レンズ、俺と同じメガネをかけた男が立っていた。 
A「だれだおまえ!!」 
俺はお揃いのメガネが気まずくて 
メガネを外してしまった。 
?「これはルッキズム社会を推進するために人間の見た目の点数を測るために発明したメガネなんだ、」 
A「なに!」 
?「現にお前は17点だ」 
A「俺メガネないとめちゃブスやん、顔ガチャ失敗」

A「人生はガチャガチャみたいなものだ」 
Aはガシャポンコーナーの前で言った 
Bは素直に彼の言い分を聞いていた 
A「黒人に生まれるのかどうかもヒスパニックに生まれるのかどうかも国籍・肌の色も性別だっても結局運ゲーさ」 
B「それでお前はガシャポンで欲しいおもちゃが当たらないからぼやいていると」 
A「うるさい!」 
A「Bの運気が悪いから俺の欲しいものが当たらないんだ!」 
Aは悪態をつきながらガシャポンコーナーを去ると柄の悪い男Cとぶつかった 
C「テメェ!どこ見て歩いてんだ!」 
AはCに殴られ着けていたメガネが吹き飛ぶ 
B「運が悪いのはどっちだよ」

私はこの企画の時は毎回使いずらい単語から脚本を組み立ててます。今回でいうと「差別」。意味合いが強い言葉なので引っ張られやすいと思ったので薄く使うにはどうするかと考えました。

9/28は撮影を行いました。
外での撮影だったので雨が降らなくてよかった!
短編のホラー作品で久しぶりに血のりを使って撮りました。やっぱ血のりはいいね!テンションが上がる。完成をお楽しみに!