【第3回 日色読書会レポ📖🌼】

日色読書会
作成日:
2025年10月25日
⏰13:00〜15:30
仙台駅近くのレンタルスペースにて
第3回「日色読書会」を開催しました📖🌼

当日は参加者6名と主催せつこ。含めた7名で読書会を行いました。

今回は作品の感想を語り合い、感想会後には参加者で俳句に挑戦!というチャレンジ企画付きの読書会🔖

課題作品は神野紗希さんの
『もう泣かない電気毛布は裏切らない』

俳人・神野紗希さんの初エッセイ集。
俳句を詠む、味わう喜びがつまっていてエッセイと俳句が楽しめる作品です。

感想会では俳句についての話題が多く出ました。

「俳句に触れる機会がなかったので今回読めて良かった」
「エッセイを読んでから俳句を読むと味わいが増す」
「俳句は直接表現ではなく、詠んだ人の視点を知れるのが醍醐味だと思う」
「育児についてのエッセイや俳句もあり、育児にフォーカスした共感も多くでき、子育てする自分に置き換えながら読めた」
「俳句の今あるものを詠む感覚は今を意識するマインドフルネスだと思った」
「俳句に対する想い、自分が楽しむということの大切さを感じた」
「17音という文字数でこんなに伝えられるんだと驚き、世界最短の詩というのも納得」
 「日常の切り取りが素敵」
「この俳句はどんな風に読むのだろう、どのようにほかの方は感じたのだろうと気になった」
「季語の記憶によって思い出す光景が人それぞれ違うのだと思った」

俳句から各々引き出された思い出やエピソードトークに場が和む瞬間もありました。

さぁ俳句を詠んでみよう!
ということで、テーマは「秋」

俳句には季語必須!ということで、全員で2個ずつ秋の季語を出しあって【日々色々🌼本日の季語〜これは季語と言うことにする〜】という季語集めからスタート。

ここから季語を選んで俳句を詠みました。

「難しい……」「どうしようか」「ごしちご、ごしちご...」
時おり雑談をしながらも、俳句作りに全集中。

一人一句は詠みましょうね〜と話だったのですが、いざ取り掛かってみると意外とみんな俳句を詠めてしまった!天晴れです👏✨多い方は4句も👏👏✨1人2句〜3句は詠みました(主催のせつこ。は2句でした。)

最後に今日のヒトコト感想、そして「ここで1句……」と出来た俳句を発表しました。情景が浮かぶ素敵な俳句が出揃いました🔖

和気あいあいとした和やかな雰囲気で進行は進み、俳句作りも楽しんで良き読書会となりました。

俳句にチャレンジするのにあたり、『俳句でみがこう言葉の力』(学研)、『秋の季語事典』(国土社)を参考書としました。図書館のレファレンスでご紹介してくれた司書の方に感謝です🙏✨

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。