ソロ活動報告⑥

中途半端な大人が童心に返って遊ぶサークル
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どうも、主催者のキムラです。

今回は一人でトレジャーハントをするために新潟県の糸魚川というところに行ってきました。
糸魚川は街全体が錆で覆われていてとても茶色かったです。
恐らくですが、日本一茶色い街だと思います。
そんな茶色い街に何をしに来たかと言うとそれは翡翠ハントです。
糸魚川は国内最大の翡翠産地でなんと誰でも海岸で翡翠を拾うことができるのです。
しかも物によっては高値で取引され、観光客が拾った翡翠になんでも鑑定団で100万円を超える値がついたこともあります。
そんな札束転がりまくり状態の浜に夢を追い求め単身乗り込んだ次第です。
しかし、私を待ち構えていたのは荒れ狂う日本海でした。
もう、どこもかしこも大迫力の東映状態です。
私は内陸育ちかつ穏やかな瀬戸内海が大好きな日本男児です。
こんなことになってるなんて一切聞いてません。
日本海が荒々しいというのは知ってはいましたが想像以上です。
地鳴りのようなものすごい音をたてながら迫りくる波に恐怖し涙を流しながら翡翠を探し続ける毎日に気が狂いそうでした。
しかも翡翠全然落ちてないです。
というかどれが翡翠か全く分かりません。
当初は夢の浜のように思っていましたが、途中からは私という欲深き愚か者を葬り去るための処刑場にしか見えませんでした。
冷静に考えれば、そんな簡単に100万円が拾えるならみんな押し寄せてるはずです。
だけど現実は、波の存在を認識していないもしくは死の恐怖を超越したとしか思えない変なおじいさんが数人波打ち際を徘徊してるだけでした。
まぁ、つまりは世の中そんなうまい話は無いということですね。
それが今回の経験から得られた教訓です。
世の中には、マルチやカルトといった甘い言葉を囁き言葉巧みに騙そうとしてくる卑怯者がたくさんいますが、断言します。世の中そんなうまい話はないです。
みなさんも変な話に騙されないようお気をつけください。