注意喚起②

中途半端な大人が童心に返って遊ぶサークル
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どうも、主催者のキムラです!

この2日間台風の影響もあり家にいる時間が長かったため、あらためて今後のサークル活動がどうしたらより良いものになるか考えていました。

当サークルはご存知の通りいかなる差別も許さない人権派お友達作りサークルではありますが、今後も皆さまに楽しく活動をしていただくためハラスメントについてのお話をしたいと思います。

禁止事項には書いてませんが言わずもがな当サークルではハラスメントは禁止です。

みなさんは知らず知らずのうちにハラスメント加害者になっていませんか?
ハラスメントとマルチは絶対に許されない愚かな行いです。
お恥ずかしながら私はかつてハラスメント加害者となり大切なものを失いました。
今日は、注意喚起の意味を込め一人の愚かな男の過ちと罪そして全てを失った話をさせていただきます。

私にはかつて、人生を共に歩むことを誓いあった妻がいました。
私たちは、夫婦共働きであったこともあり掃除洗濯家事炊事その他諸々を私が行い妻が改善点を指摘するという選手と監督のような固い信頼関係を築いていました。
監督の期待に応えたいという想いや選手としてのやりがいもあり、それなりに楽しい毎日を送っているつもりでした。
当時の私はきっとこの先も楽しい生活が続くのだろうと信じて疑いませんでした。
しかし、ある日監督から私に告げられたのは唐突な戦力外通告でした。
私は選手として人並み以上に努力してきたという自負がありましたので突然の通告に頭が真っ白になりました。
監督に理由を問うと、なんと戦力外通告の理由は私が監督に対してDVを行ったからというものでした。
まさに青天の霹靂でした。
私は1度たりとも暴力を振るった記憶が無かったからです。
夫婦ですからふざけあって指でツンツンし合うくらいはあったと思いますが監督がいうパンチハラスメントやキックハラスメント等は決して行っていませんでした。
私は、昔から身体が大きく全盛期には身長約2メートル体重約100kgの巨躯をほこり、地元ではクレイジースタローンの愛称で親しまれていたほどです。
私が拳を振るえば小柄な女性など一撃でミンチです。
それ故に己の力のコントロールには人一倍神経を使っていました。
私は、必死で監督に弁明をしました。選手として今まで必死にプレーしてきたしパンチハラスメントもキックハラスメントもしたこと無いじゃないかと。
しかし、監督からは思いも寄らない答えが返ってきました。
「なんかデカくて怖いから一緒のチームではプレーできない」と。
その時、私はようやく己のハラスメントに気がついたのです。
そうです、私は気が付かぬ内にデカハラをしてしまっていたのです。
デカハラとはデカい体で人に近づくという立派なハラスメントです。
ハラスメントは絶対的な悪です。
私は返す言葉も無くチームを去り全てを失いました。
そして、今なお己の過ちを悔いながら絶望と孤独の中を彷徨い続けています。

そんな、私だからこそみなさんに問いたいのです。
あなたのその行いは本当にハラスメントではないですか?
今一度、胸に手を当てて考えてみてください。
どうか、みなさんは私のようにはならないでください。
大切なものを失ってからでは遅いのです。
どうかよろしくお願いいたします。