『歎異抄』ってどんなことが書かれてあるのという疑問にわかりやすく答える講座です。
日本人は40歳を過ぎ、人生の折り返しを意識するようになると、人生の指南書とし『歎異抄』を手に取る人が多いと言われます。『歎異抄』はNHKの100分de名著という番組で取り上げられるくらい日本人の生活に深くかかわっている一冊だからでしょう。
ところが、『歎異抄』を理解しようとすると誰でも一つの壁にぶつかります。それは「善人なおもって往生を遂ぐ いわんや悪人をや」の一文に代表される一般常識では紐解けないところがあるからです。
そこで、この度の講座では知識ゼロの人にもわかるように『歎異抄』について話を致します。『歎異抄』についてよく理解できる講座です。
■日時・会場
ビジョンセンター西新宿 202
・11月26日(日)10:00~11:30
●スケジュール
・お話(40分)
・フリートーク(10分)
・お話(40分)
●特別講師:松本光志先生(浄土真宗学院認定講師)
埼玉県さいたま市出身、東京大学卒業
県立浦和高等学校では、
山岳部で、都会の喧騒を離れて、
人生の意味を問いながら、
南アルプス縦走にも挑戦。
生きる意味を探求するために
入学した東京大学教養学部で、
仏教を学び、卒業後、浄土真宗の講師となる。
現在は、全国を巡り、アカデミックで
ユーモア溢れる講演会が好評。
座右の書は、夏目漱石の「草枕」と「歎異抄」。
●参加者の声
・前向きになれた
先日、主人が亡くなり、戸惑っています。これから自分がどうあるべきか、自分自身を見つめ直すために、参加させていただきました。少しずつですが、前向きになれたような気がいたします。(50代・女性)
・目が覚める思いがしました
私は自分の運命に希望が持てず、常に自分の不運を嘆き、親を恨んだりして、 58年間生きてきました。何のために生まれ、何のために生きていくのか分かりませんでした。夫にも先立たたれ、子供も信用できず、将来が不安で、孤独な毎 日を過ごしておりました、そんな時、この講座に参加しました。私にも分かる説 明で、「ただ念仏のみぞまことにておわします」「万のこと皆もってそらごと・ たわごと・真実あることなし」の言葉に、目の覚めた思いです・・・この講座に出会えて感謝しています(50代・女性)
・教育現場でも取り上げてほしい
講座に参加して『歎異抄』は、宗旨に関係なく、読める本だなと思いました。これから何度も読み返してみたいと思います。世の中、嫌な事件が多発しています が、人生の指南書として教育現場でも取り上げていってほしいものです。(30 代男性)
●参加費:1000円(当日会場でお預かりいたします)
1から『歎異抄』を学びたい方は下記からお申し込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/53b42b50b2b21cc3f4d70c7d50e75dec/※事前予約をお願いいたします。感染防止対策を十分行った上で開催いたします。
●主催:歎異抄に学ぶ会