「毎日が同じことの繰り返しに感じる。新たな刺激がほしい」
「今までない学びを得て、スキルアップや、いい人間関係づくりに役立てたい」
「職場以外の友達がほしい」
そんな気持ちに応えられるよう、この勉強会では、いろいろな職種の方が参加されて交流を深めていただくとともに、日常に生かせる心理学を紹介します。
今回のテーマは、
ブッダと行動心理学から学ぶ 「レジリエンス(=折れない心)の鍛え方」
です。
『OPTION B(オプションB)』という本をご存知でしょうか?
著者はフェイスブックのCOO シェリル・サンドバーグと、行動心理学者のアダム・グラント教授です。
シェリル・サンドバーグは2015年、事故により最愛の夫と死別をしてしまいます。
恐れと悲嘆で苦しむなか、彼女は友人のグラント教授に助けを求めました。
確かなデータにもとづいたグラント教授からのアドバイスにより、彼女が着実に立ち直っていったことが紹介されています。
題名の「オプションB」とは、オプションA(=最善策)に対する言葉で、
「仕事の失敗や突然の病、愛する人の死などで最善策が取れなくなってしまった際の次善策」を意味します。
この「オプションB」をとことん使い倒し、すばやく立ち直れる力が“レジリエンス”です。
レジリエンスを鍛えることで、
逆襲が襲ってきたとしも、無力感・悲嘆からすばやく脱し、力強く生きることができるのです。
ストレスにさいなまれ、無力感を抱き、うつ病を患う人が増え続ける今の時代は、特に鍛えることが求められる力でしょう。
ワークショップでは、
・挫折からの立ち直りを妨げる3つの原因とは何か
・その3つの原因に対処し、レジリエンスを鍛える方法
をご紹介していきます。
それと同時にお話しするのが、ブッダの教えです。
ブッダとは、2600年前に悟りをひらき、仏教を説いたお釈迦様のことです。
『OPTION B』の中でも、悲嘆から回復するためのヒントとして、仏教で説かれる真理が引用されるなど、お釈迦様からもレジリエンスを鍛える方法を学ぶことができます。
ワークショップでは、仏教は学ばれたことがない方にもわかりやすく、仏教の観点でのレジリエンスについてもお話しします。
◯挫折からの回復を妨げる「3つのP」
1.自責化
2.普遍化
3.永続化
◯自責化、普遍化、永続化
それぞれへの有効な対処法
◯自分を必要以上に責めてはいけない!
自己への思いやりを持つ方法
◯自己への思いやりと、自己憐憫との大きな違い
◯立ち直りの最大の壁「永続化」を乗り越えるための仏教の真理(=四諦)とは?
19:30 開始、自己紹介タイム(10分)
プレゼンターのからの話(30分)
フリートーク、休憩(10分)
プレゼンターのからの話(40分)
21:00 終了、終了後も希望者でフリートーク
1000円をお預かりしています。
南雄一郎(カウンセラー)
2011年 金沢大学 工学部 卒業
大学時代に仏教を学び始め、17年。
現在はライターをしながら、仏教で説かれるブレない“人生の指針”を伝えることを目的に、心理学×仏教や自己啓発を切り口としたワークショップを開催。
ワークショップ累計回数は750回以上。
NPC法人HMC協会 認定心理カウンセラー(セルフ資格) 。
吉岡 晃一(仏教講師)
昭和56年生まれ。千葉県出身。東京都中野区在住。
大学卒業後、地元の銀行に就職するも、仏教に教えられた 「なぜ生きる」の答えを、一人でも多くの人に伝えたいと浄土真宗の講師に転身。
これまで国内は、東京、札幌、名古屋、富山、滋賀、兵庫などで講座や法話を開催。
2年間、ブラジルにて、1対1のオンライン仏教カウンセリング (毎月100時間)や、セミナーを開催。