「毎日が同じことの繰り返しに感じる。新たな刺激がほしい」
「今までない学びを得て、スキルアップや、いい人間関係づくりに役立てたい」
「職場以外の友達がほしい」
そんな気持ちに応えられるよう、この勉強会では、いろいろな職種の方が参加されて交流を深めていただくとともに、日常に生かせる心理学を紹介します。
今回のテーマは
ブッダとアドラー心理学から学ぶ「トラウマを否定する“自立した生き方”」
です。
常識をくつがえすようなことが多く教えられているアドラー心理学の中でも、特に驚かされるのが「トラウマの否定」です。
トラウマとは、過去に受けた「心的外傷」のことですね。
ひどいトラウマは、それによって私達の行動も決定づけられる、と考えられています。
ところがアドラー心理学では、「トラウマが行動を決定づける」という考え方(原因論)を否定し、自らの意思によって行動は決まる、と教えているのです。
仮に原因論を認めてしまえば、過去に囚われ、不幸を必要とさえし、苦しみ・悩みが根本から解決されることはなくなってしまいます。
それとは反対に、過去の経験の意味づけを変えることで、今の悩みが解消され、自立した生き方ができるようになります。
ワークショップでは具体例を通して、
・原因論が否定される理由と、原因論の問題点
・過去に囚われずに、自立した生き方ができる方法
をご紹介します。
そして、このアドラー心理学と親和性があるのが、ブッダ(お釈迦様)の教えです。
AI研究の権威から「ブッダは偉大な心理学者である」と称賛されるほど、
お釈迦様は人間の心理を詳しく教えられました。
ブッダの心理学を学ぶことでも、過去に引っ張られずに、前向きで、自立した生き方ができるようになります。
仏教は初めて学ぶという方にわかりやすくお話していきます。
◯「トラウマが行動を決定づける」という考えは間違い?
アドラーの見解とは?
◯「遺伝もトラウマもあなたを支配してはいない」と断言される理由
◯原因論の2つの問題点
①過去に囚われる
②不幸を必要とするようになる
◯勇気を得て、自立する2つの方法
1.課題の分離
2.自己受容
◯ブッダの教える、自己受容へのアプローチ法
アドラー心理学の本を読んではいたけど、具体的にイメージできていなかったので、今日の話を聞いて、具体的に理解することができました。
プレゼンの仕方がとても上手で、聞いていて全く飽きなかったです。
(20代・女性)
名前だけ知っていたアドラーについて、何を言っている人なのか知ることができました。
講師の語り口が穏やかで、聞いていてラクでした。
(30代・男性)
14:00 開始、自己紹介タイム(5分)
プレゼンターからの話(45分)
休憩(10分)
プレゼンターからの話(50分)
アンケートご記入、質疑応答(10分)
16:00 終了、終了後も希望者でフリートーク
1000円をお預かりしています。
南 雄一郎(カウンセラー)
2011年 金沢大学 工学部 卒業
大学時代に仏教を学び始め、17年。
現在はライターをしながら、仏教で説かれるブレない“人生の指針”を伝えることを目的に、心理学×仏教や自己啓発を切り口としたワークショップを開催。
ワークショップ累計回数は850回以上。
NPC法人HMC協会 認定心理カウンセラー(セルフ資格) 。
吉岡 晃一(仏教講師)
昭和56年生まれ。千葉県出身。東京都中野区在住。
大学卒業後、地元の銀行に就職するも、仏教に教えられた 「なぜ生きる」の答えを、一人でも多くの人に伝えたいと浄土真宗の講師に転身。
これまで国内は、東京、札幌、名古屋、富山、滋賀、兵庫などで講座や法話を開催。
2年間、ブラジルにて、1対1のオンライン仏教カウンセリング (毎月100時間)や、セミナーを開催。