大会を主催する側の愚痴...

戸田南M.T.C(ミニテニスクラブ)
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このブログをご覧頂いております、数少ない?皆様へ。

「皆さんは、大会の主催側で活動された事はありますか?」

 私は他県の方をお招きするのが年間2回、近隣をお招きするのが年間約6回あり、小規模の練習会を含めると10回以上の主催を務めています。
そのためか、交流のある同境遇のかたより、アドバイスを求められる事もしばしばあります。
特にコロナ過以降多くなった「ペア合計年齢を考慮した、ブロック別リーグ戦のみの大会」の、ブロック割について尋ねられる事が目立ちます。

 会場の面数や利用可能時間から、1ブロック当りのペア数を割り出して、年齢順で割り振って行けるので、主催者側もやりやすいメリットがあります。
その反面、近隣の同一ペアが別の大会に参加申込を行っても、行ってみたら前回と顔ぶれに変わりが無い等のデメリットが発生します。
逆に、好敵手同士ならば「今度は俺が勝つ!」と、リベンジのチャンスとなりますが、それ以外の方々にとっては、「また、あいつとやるのか...」と、楽しみが半減してしまうなんて話も耳にします。
 そんな雰囲気を少しでも変えようと、各地で色々な事が試されています。
ある所では、会場内に支障のない程度の「軽音楽」を流しています。
午前中は「心を落ち着かせ、爽やかな気分になれる」音楽。
午後からは「躍動感を感じる」音楽。
決勝トーナメント戦中や、リーグ戦でも山場を迎えそうな時間帯では「心を鼓舞するような」音楽を、それぞれのシーンに合わせて流しています。
別の所では、予選結果で総失点をゲーム数で割った数字で「防御率No.1ペア」を、途中で表彰したりしていました。
 どちらも手間の掛かる事ですが、「主催者側の思いやり」とすれば、とても素晴らしい事だと思います。

 話を戻すと...
少しでもマンネリ化を解消しようと、主催者側のそんな思いからくる相談なのだと思います。

「同じブロックに、同一団体が多くなってしますが、大丈夫か?」
「年齢的にはこの場所だが、実力的には本人が満足しないのではないか?(周りは迷惑なのではないか?)」
「このペアは、前回、前々回も同ブロックだが、気にする人達か?」等々...

人を集めるだけでも大変なのに、そんなところまで考えてくれる主催者方には、頭が下がる思いなのと、自分もしっかりと対応して、良い見本となれるような大会づくりを心掛けようと思います。

最後まで読んで下さった皆様へ。
参加した大会で不具合があった時は、愚痴や不満せずに、是非意見として主催者へ伝えて下さい。宜しくお願い致します。m(__)m