自己顕示欲とチームを想う気持ちの狭間で

🥚⚾️🌟葛飾 SCRAMBLE EGGS🥚【スクランブル・エッグズ】
作成日:
写真と内容は関連がないです。

10月29日(日)
葛飾区秋季大会3部A一回戦が行われました。結果チームは完敗…グランド状況がわるく裏方に周り、ひたすら泥だらけのボールを磨いていました。

試合は相手投手に完璧に抑えこまれ。

完敗…。

ひとこと、選手は頑張りました。

しかし、私は大の負けず嫌い。今回の敗戦では1点が遠く遠く悔しい。

題名にもあるように、草野球の監督をしていて、色々と想う気持ちがあります。

野球って??自己顕示欲が旺盛な人が多いのかなと。自己の人生、野球経験からくるのか?

自己顕示欲はたしかに大切です。個人種目ではなおさら、しかしチームスポーツでも大切。

しかしながら私はチームの輪を考えるべき、またチームの先々を考えるべきと思います。

あの10年、…私も安定した生活をしていれば、あんな言われ方はしないだろうな!?などと感じてしまう昨今。

ここまでして、なんで監督なんかしてるの?笑😆

私は学生時代…大切な大会前に両足の小指と前脛骨を疲労骨折をして、監督に打ちあけ、後輩にメンバーを託しました。

黙っていれば自分が出ていた。でも、自分は騙せない。必ずブレーキになる。迷惑をかける。陸上は走り出したら誰も助けてくれない。自分への自信と不安で心は揺らぎました。

あの時、代わりに走ってくれた後輩が区間2位。その快走が80年連続出場を目指すチームの伝統となっているのです。

大切なのは自己顕示欲よりも、チームを繋ぐ、肩から肩へ引き継がれる襷にかけた想い。襷はなくとも、次の世代のランナーに繋ぐ想い。

周りを見渡す視野やチームを想う心があってこそ、スポーツ人としてあるべき姿が見出せる。その後の自分や身の回りの人の人生を大きく変える。

私はそう思います。

チームに幸あれ、チームに未来あれ。

諦めない気持ち、託す想いが純粋であればあるこそ、チームは勝利の神さまを引き入れ奇跡を呼ぶ。

気持ちを託してくれた人への感謝がプレーに委ねられる。

CSで千葉ロッテの藤岡選手が見せた起死回生の同点3ランは、チームへの愛情がたくさん詰まったホームランでした。

あんな試合をしたいなぁ。と、日々夢見て、草野球をしていきます。

総監督
ゆうじん