速球160キロを打ち返すには

🥚⚾️🌟葛飾 SCRAMBLE EGGS🥚【スクランブル・エッグズ】
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速球を打ち返すには…

・目でボールの軌道を予測する力
(○○反射)
・反応(原始的な反射)
・ボールがバットに当たった際に
バットを握る力(○○反射)を
コントロールする力
・バットの角度を読む力(○○反射)
・タイミングをつかむ力(○○反射)

これすべて
目・筋肉・神経・脳・神経・筋肉の順で感覚が統合されて身体が動きます。

特に最初の

【目の筋肉】が重要とされて
いて、特に打者。

一流選手の条件として、この目の筋肉
が大切です。

これは視力の良さとは全く別ものです。

私は陸上競技でよくハードル選手を
育てていましたが、この場合は
動かない物に対して、自分が動く運動

視力と自分の身体とハードルとの
距離感。

ハードルを跳ぶごとに加速するが
ある場所から
自分のスピードが落ちていく
そのスピードを感じる力

踏切位置やジャンプする高さやパワーや
角度を調整する力が大切です。

止まっているものに対して
自分が動く場合と

動いているものに対して
自分が止まっている場合の違い

スポーツには色々ありますが
野球のスピードボールやバトミントン
テニス、バレーボールなどは

投手が投げる球
スマッシュ、スパイクなど
160キロを超すような
スピードを打ち返したり
反応したり
止めたりすることに
醍醐味があります。

もちろん加齢とともに、その筋力や
予測反応は落ちていきますが
ある時期に身体を鍛え上げると
大きく伸びて、その力があまり
落ちていかない。

むしろ40歳を過ぎて開花することも
ある。先日亡くなられた
南海ホークスにいた門田選手などは
その実例でしょうか。

何度も何度も動きや反応の
反復をすることで
身体が順応していきます。

特に覚えて反復をして
反応がよく大きく伸びる時期は
中学生
12歳〜14歳
(スキャモン氏の発育曲線)

私の指導の経験上(元中学教師)
目の筋肉を鍛えながら
特にホルモン値や胸腺値があがる
中学生の時期に

1)止まりながら目で物を追う
2)動きながら止まっている物を追う
3)動きながら○○する
4)無理のないリズムで○○する
5)○○や沈み込みの動作のあとに
○○○○をする
6)ちいさな○○○○を繰り返す

この運動をすることによって
ハードルだけでなく
(運動能力や反射や反応が格段に上がる)

ある選手。
1)自分のスピード感や
2)スピードの落ち
3)踏切の角度
4)100mを走り切る力の把握
5)踏切位置と着地位置

これを自分で把握して
タイムが大幅に伸びました。

ベストが出た時に後から聞くと
『踏切、着地をしたあとの
位置が次のハードル位置でわかった。』

『それによって動きを変えた。』
(○○反射)

と感想を語っていました。



野球

投手

調子がよい時

これは自分の経験ですが
調子がよい時に限って

足の位置がわかる
足の高さがわかる
踏み出す遠さがわかる
踏切出した後ろ足がどの
方向を向いているかがわかる


これは
自分の動きを把握する力
(○○反射)

実際に完封できた試合が
あったのですが
投げている途中に
気づいたことがあり

『あれっ?
この位置に身体の重心を
下げて…右の膝下が地面についた
瞬間にボールをリリースすると
コントロールがいいな?』

○○反射

がありました。

コントロールがよく
三振の山を築きました。


投げる感覚と同様に

打者

ボールのスピードに慣れて
ボールを打ち返すには
反復が大事です。

バッティングセンターの球よりも
人が投げる球を打つ

そこには運動の経験からくる
感覚値が培われます。

それを探っていくのが
野球を楽しくするこに
つながります。

野球を理論的にも
楽しみたいと思います。

モットーは
『楽しく、楽しみ、楽しむ。』

総監督
ゆうじん