第2回寺社仏閣めぐり活動報告(後半)
それでは、後半に参りましょう。
美味しいお昼ごはんをいただいた後は、八坂庚申堂へ。
こちらはいわゆるインスタ映えスポット!着物を着た観光客の皆さまも多くいらっしゃいます。境内の建物には願い事を書いたカラフルなくくり猿がたくさん吊されております。お猿さんに願い事を託すことで、心が安定して願いを叶えてくれるそうです。
次は、お隣の東山のランドマーク八坂の塔へ。間近で五重塔を見ることができ、見応え充分です。
現在の建物は1440年に再建され、高さは46m、日本で3番目に高い五重塔です。
ちなみに当サークルのアイコンにも使わせていただいております。いつもありがとうございます。
さて、八坂の塔の後はアンティークな石塀小路を抜け、八坂神社へ。京都では超有名な神社で、訪れたことのある方も多いと思います。
主な御祭神は素戔嗚尊夫婦とそのお子様である八柱御子神(やはしらのみこがみ)
国宝の本殿の下には、四神思想の東の守り神「青龍」の龍穴があると言われています。
さて、ここで境内にある「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」へ。御祭神は多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)多岐津比売命(たぎつひめのみこと)市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)三柱とも特にお美しい神様です。
鳥居の横には「美容水」が湧き出ており、お肌に付けると身も心も綺麗になるそうです。
祇園の芸妓さんや、美容室関係者からも信仰されています。
ここで、休憩❗️
円山公園で、レジャーシートを敷いて少し休憩しました!近くのカフェでアイスクリームや飲み物やビールをテイクアウトしたり…
青空の下気持ち良かったです^_^
さて、体力も回復したところで、お隣の浄土宗総本山知恩院へ!
まず、国宝に指定されている三門の大きさに圧倒されます。
階段の上にあるので、見上げる高さ&大迫力です!
三門を抜けるとこれまた、階段❗️
皆さん、懸命に登ってやっと到着。ふぅ…
息を整えて、まずは大梵鐘を見学。縦3.3m直径2.8m、重さは約70トンもあります。「江戸時代初期にこれどうやって作ったの?」と思う程の大きさ。東大寺、京都の方広寺の梵鐘と並び日本三大梵鐘に数えられてます。
大晦日には除夜の鐘として17人がかり(⁉︎)で突かれますので、一度見に行かれてはいかがしょうか?
次に浄土宗を開宗された法然上人のご尊像が安置されている国宝御影堂を拝観。こちらは間口45m奥行35mもある大きな建物です。屋根の上にはわざと拭き残しの瓦が置かれていますが、これは「完成すると、あとは崩れて行くだけなので、いつまでも未完成に」という意味が込められております。また、御影堂の屋根の裏側には江戸時代の名大工、左甚五郎が残した忘れ傘がささっています。こちらは雨の日にさす傘を残すことで、「建物火災に合わないように」との意味が込められていると言われております。
続いて、お隣の阿弥陀堂へ。
こちらにはご本尊の阿弥陀如来像が安置されております。浄土宗のご本尊だけあり、堂内は厳かな雰囲気に包まれています。
さて、長くなりましたが、続いて天台宗三門跡の一つ青蓮院門跡の前を通り、京都七口の一つ粟田口に鎮座する「旅立ちの祈願の神社」粟田神社前を通過し、インクラインへ。
インクラインは昭和23年まで使用されていた船を運ぶ為の傾斜軌道で、現在は廃線跡と春は桜🌸秋は紅葉🍁と人気の写真スポットとなっております。
インクラインを登り切ると琵琶湖疏水の水の音が聞こえてきます。現在も水力発電や水道水として利用されており豊かな水量を誇ります。そんな琵琶湖疏水沿いを歩いていくと、あら不思議!知らない間に南禅寺の境内に入れます。(境内無料なので、ご安心を…)
階段を降りると、京都のサスペンスドラマではお馴染みの水路閣。レンガ造りのアーチ橋で、どことなく異国情緒が漂います。
続いて、国宝に指定されている南禅寺の方丈を有料拝観しました。禅宗のお寺のかつての台所である庫裡から入ると、「ご馳走様」の由来ともなった韋駄天がお祀りされています。
方丈内には枯山水庭園や狩野派の絵師による襖絵が広がり、縁側でしばし休憩していると穏やか気持ちになります。
南禅寺はかつて京都五山のさらに上、別格とされました。古くは鎌倉時代に亀山天皇の離宮をお寺に改めたことが始まりで、江戸時代初期には幕府の内政面を一手に取り仕切った以心崇伝が住職を勤めたことでも有名です。
その後、法堂、三門を見学し白川沿いを歩いて祇園四条駅まで歩いて解散となりました。
歩いた距離もさながら、盛り沢山の内容で、皆さまお疲れになったことと思いますが、
天候にも恵まれ、楽しい第2回目となりました^_^
次回は11月20日(日)に奈良県の信貴山朝護孫子寺に行きたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました^_^