フットサルを通して成長し続ける喜び

P.F.I.【女子フットサル】~涼しい体育館でやってます~
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「普請」という言葉をご存知でしょうか? 
建物を建築することを指しますが、その語源は「多くの方々に手伝っていただくことを請う」という意味合いを持つそうです。
立派な建物は、わざと完成させずに「普請中」の状態にしておくことで、より長くその建築物と向き合い、改善していくことができるのだそうです。

日光東照宮の「逆さ柱」や御所の内裏も、同様にわざと完成させない工夫がされているととのことです。
これらは、神様の嫉妬を避けるため、あるいは建物を長く保つためなど、様々な理由が考えられます。

これらの話を聞き、私はふと、人間も同じではないかと思いました。
何かをやり遂げた時、「もうこれで十分」と思ってしまうと、それ以上成長しようとする気持ちが止まってしまいます。
しかし、「まだまだ未熟だ」という謙虚な気持ちを持ち続けられれば、常に新しい学びがあり、人生はより豊かになるのではないでしょうか。

フットサルもまた、同じだと思います。
技術を習得し、チームで勝利を掴んだとしても、そこに満足することなく、常に新しいことを学び、より良いプレーを目指していく。
それが、フットサルを長く楽しむ秘訣であり、同時に自分自身を成長させる糧になるはずです。

私たちチームは、これからも「普請中」の精神で、フットサルに取り組んでいきます。
技術はもちろん、チームワークやコミュニケーション能力など、様々な面で成長し続けたいと考えています。
そして、フットサルを通して、一人ひとりが人間としても大きく成長していけるようなチームでありたいと願っています。