【ダンス初心者必見】ダンスのジャンル7つ徹底解説 後半

大人から始めるダンスサークルWE
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毎度!
大人から始める社会人ダンスサークルの「編集長」です。


今回は前回に引き続きダンス、
特にストリートダンスのジャンルを
2023年度版で7つのうち残り3つを
徹底解説していきます!


まず最初にお伝えしておくと
前回はSoul、Pop、Lock、Break、
今回はHiphop、House、Kpop
なのでニュースクール編ということで
いってみましょう!




5.Hiphop


Hiphopは1980年後半ころにElite Forceが
確立させたダンスジャンルで、
1990年前半に日本に広まったのは
その当時のMVとアメリカのTV番組の影響です。


マイケルジャクソンやマライアキャリーのMV
Alive TVと多くの若者がElite Forceのダンスに
衝撃を受けました。


ちなみにElite Forceのリーダーのストレッチは
ソウルトレインのElectric Boogaloosを見て
ダンスを始めたとのこと。


今も昔もMVから影響を受けるのは
変わらないですね。


Hiphopというジャンルが
出来たのは音楽の変化があるからです。


この HIPHOPに関しては
音楽に合わせた四つのスタイルを
解説していきます。


前回まとめたオールドスクールは
FunkやSwingJazzミューシックに合わせて踊る
ジャンルですがここにラップという文化が
出来上がります。


①New Jack Swingの始まり


それにより音楽の文化が一気に変わり、
funkとラップを合わせたNew Jack Swing
ブレイクダンスの16ビートに合わせた
独特のステップと


オールドスクールのアップベースで
踊るスタイルで機動戦士みたいな
肩パットの衣装と髪型が特徴的ですね。


チャールストンやランニングマン、
ロジャーラビットなどの動きが
このジャンルです。


日本だとダンス甲子園が始まった時に
大バズりしました。









2.Middle Skoolの誕生
ここからラップ、16ビートのノリが続きますが、
曲調がjazz funkから重低音ベースのまさに
Hiphopの曲のベースが出来上がります。
1990年代中頃です。


技もグルーブ重視のペッパーシートや
バタフライといったムーブが出来上がりました。


現代で重厚なかつ、流行りを取り入れつつ
伝統的なmiddleをしている
大御所の方々がこちら!













③New skoolヒップホップの誕生
1990年後期
このころから曲のバリエーションも一気に増え
スロウなダウンベースの曲
FunkをHiphopアレンジした曲
エレクトロをベースにした曲
など曲が一気に変化していきます。


アーティストでいうとミッシー・エリオット、
エミネム、バスタ・ライムス、
50centといったHiphopアーティストです。


8ビートで重い重低音のサウンド、
それに合わせたダウンベースの踊りに
ラップも結構個性があって、
ダボっとした服装とアングラなイメージですね。


曲に合わせて踊るわけなので、
PopやLockの技を取り入れたり、
その時々ではやった技、その曲固有の踊り
シェイク、チキンなどなど色んな動きが誕生します。


日本ではこのElite Forceに認められた
Electric Troubleの横井さんが
日本のトップレベル、海外トップレベルの
超一流ダンサーです。




10代にして日本一、世界一に輝いた
女の子二人組のRush Ballは
横井さん、後述する加藤さんのお弟子さんです。













④Style  HIPHOPの誕生


2000年中ごろにロスの超有名スタジオ
Millennium Dance Complex
にて誕生したのがStyle HIPHOPです。
当時はJazz Hiphopと言っていました。
ここで今やMVの流行が生まれていると言っても
過言ではありません。


当時からStyle HIPHOPは変化が激しく、
日本に持ち込んだとされる
その最初の1人がD'oamの加藤氏です。
(諸説色々あります)


その後独自の変化を遂げていき、
今の海外国内問わずMVの主流の踊りとなります。


三浦大知とかね!


アップやダウンのノリは薄れてきて
スタイリッシュに歌詞を表現しつつ
曲のビートではトリッキーに
メリハリをつけるスタイルです。
細かい音から、バチっとしたビートに
動きをハメたり、体をギュンギュン動かして
結構初心者でも見栄えのするジャンルです。


そして腹筋、背筋、インナーと
体幹の筋肉を特に使いまくるジャンルなので、
ガチンコのLAの黒人が踊るスタイルは
相当な筋肉がないと踊り負けしてしまう
要は本格的にやりたいなら筋肉必須なジャンルです。




このStyle Hiphopの第一人者が
ジョンテ・モーニングです。
ちなみにオネェです☆













と、まとめると
独自の進化を遂げてきた HIPHOPですが
結論としては曲に合わせてダンススタイルが
変化してジャンルが形成されたというところです。


ちなみに我がS.H.D.Cでは
王道の 1990年後半の
ニュースクールHIPHOPを
代表のsyuさんに教えていただいています。




6.House


1970年代後半から1980年代前半にかけてアメリカ国内に広まった
「ハウスミュージック」に合わせて踊られていたダンスです。


ヒップホップ・ブレイキン・カポエイラ(カポエラ)
タップ・バレエ・サルサなど、様々なジャンルを
ミックスしてフリースタイルで踊られているまさにニュースクールの代名詞ですね。


それらをまとめて1ジャンルを確立したのが


DANCE FUSION


というハウスダンスの創始者です。


メンツは有名どころでいうと、
Caleaf Shan.s SekouらはYoutubeでもよく名前があがるし
実際生でDance Showcaseを観ることができるメンバーです。


もう今は50代なので運が良ければですが!


このハウスでの基本ステップはジャンプです。


ダウンベースのノリに合わせて、
4つ打ちのアップテンポな音楽のHouseミュージックで
軽くジャンプしながら足で軽々とステップを踏みます。


1.王道のロフティングというスタイルで
 ステップを軽やかに踏むスタイル。
 フロアも軽やかに決める優雅なスタイル。


2.ジャッキングという上半身の前ノリをベースに
 フロアをかまして、ステップを踏んで
 トリッキーな技を入れるスタイルですね。


この2つのスタイルがハウスです。


では伝説のDANCE FUSIONとElite Forceが
日本で共演かつハウスを踊った伝説的
Showcaseはこちら!











神過ぎる、、




7.K-pop


KpopはKorean popの略で音楽として1990年頃に誕生しました。
そのころから当時のダンスシーンを受けてHIPHOPやPopを取り入れる
ダンススタイルとしてのKpopはありました。
そこからKpopの1大転換点となるあるグループが登場します。


それが東方神起です。
そこから音楽と同時にダンスとしてのKpopが
評価され始めた歴史があります。


このときにの踊りのスタイルが実はHiphopの
LAスタイル、いわゆるjazz hiphop Style hiphopが
取り入れられました。


理由としては
その当時インストラクターや振付師の大半がどこに
学びに行ってたのかというとL.Aだからです。


そのあともBig Bangや2NE1など、日本でも世界でも
活躍するグループが出てきてましたがこの時に今の
Kpopの源流を作った人がいます。
そのかたがshaun evaristoです。
踊りはこちら。













LAスタイルにHiphopの要素、Popの要素をガンガン取り入れて
リリカル(歌詞の韻や意味を表現する)に
スタイリッシュに表現するスタイルです。


そして曲で振りが完全に決まっています。
技術としてはPopのストップとウェーブの要素
スタイルHiphopの抜きとキメのメリハリ
体幹の強さが求められるジャンルです。




Kpopの場合はテーマ性が強く音楽は大前提として
踊りの構成、衣装、こだわると照明なども含め全て
Kpopを表現する要素です。


ま、ダンス全般そうなんですが!




まとめると、、
ダンスは1ジャンルだけでは成り立たず、
現代は他のジャンルもからめて色んな
要素を取り入れて1ジャンルを取り入れています。




なので、




好きなジャンルをやってれば、
自然と他のジャンルを学ぶことになるし
基本となるリズムやノリはどのジャンルも
共通して必須な要素です。


ということで、
S.H.D.Cではどのジャンルにも必須な
超基礎的なことを教える練習会やレッスンをしています。


大人からダンスを始めたい方、
社会人になって何か新しい趣味を見つけたい方、
今の自分を変えて舞台でスポットライトを浴びたい方、


S.H.D.Cでお待ちしています!(^_-)-☆




書:大人から始める初心者向けダンスサークルS.H.D.C編集長