人生の目的は、生きるために生きる?

仏教ってなに?アンダンテ
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人生の目的は、生きるために生きる?


生きているだけで、人生は素晴しい

生きていること、そのものが尊い

と、

生きるために生きるのが

人生の目的という考えもありますが、


よくよく考えてみますと

実はおかしなことです。


「生きる」を

「歩く」ことと言い換えれば


「歩く」ために「歩く」

と言ってるのと同じです。


世の中、ただ歩くために

歩いている人はいませんね。


学校や仕事に行くため、

健康のため、気分転換に散歩と

必ず目的があります。



ただ生きるために生きる

では「人生に目的は無い」と

言っていることと同じなってしまいます。


しかも、ずっと生きているわけにはいかず

必ず、死なねばなりません。

ですから、「生きるために生きる」は、

もっとも嫌な真っ暗な死に向かってただ生きる

ことであり、悲劇しかありません。

では、本当に人生の目的とは何か?

それは、ズバリ「幸福」なること

「えっ、そんなこと当たり前だよ」
と思うかもしれません。

しかし、幸せと言っても、相対の幸福と

それに対して、絶対の幸福と呼ばれるもの

と、幸福にも2つあるのです。

次回はこの2つ幸福について触れてみたいと思います。